治療を要する高齢者の口の中
麻痺がある場合や、片側に歯の痛みがあるため痛みのない方で噛む方は、歯と頬の間に食べカスが残ったままになっている事があります。
加齢とともに歯茎はやせてきます。歯磨きがきっちり出来ていないとさらに進行します。高齢者のう蝕の特徴として「根面う蝕」があります。歯茎がやせる事により露出した歯の根は口の中に見えている部分より軟らかく、むし歯になり易い特徴があります。※う蝕とは歯面が[糖+細菌]の化合物によって脱灰されることを【う蝕】と呼びます。
義歯をはずして磨かない場合、口の中に触れている部分に食べカスや歯垢、歯石まで付いてしまいます。
入れ歯が合わないまま使用していると、口の中の粘膜が擦れて、傷が付き潰瘍になってしまう場合があります。
舌の動きが悪かったり、食事や会話で舌を動かすことが少ないと、表面に汚れがつきます。また、一部に正常な色が混じったまだら模様になる場合は、地図状舌と言います。舌がヒリヒリしたり、チカチカして黒褐色の苔ができる場合がありますが、これは黒毛舌と言います。このような舌の状態になるのは、胃が悪かったり、鉄欠乏性貧血、ビタミン不足などが原因の場合もあります。
口の中が乾燥していると、舌の動きが悪くなったり、食べ物を上手に噛んだり、飲み込んだり出来なくなります。また、入れ歯の吸着が悪くなります。糖尿病や薬の副作用でなる事が多いです。



























